『明日、私は誰かのカノジョ』というマンガを電子書籍で読みました。
主人公の女子大生はレンタル彼女という仕事をしています。
世の中にはいろいろな仕事がありますが、レンタル彼女という仕事があるということをこのマンガを読んで知りました。
昔、世にも奇妙な物語でレンタル家族がテーマのドラマを見たことがあります。
レンタル家族が実際に存在するのかはわかりませんが、レンタル彼女は実際に存在します。
本当にあるのかネットで調べてみたら、たくさんのサイトが出てきました。
結構流行っているようです。
『明日、私は誰かのカノジョ』には、レンタル彼女の仕事する人と、レンタル彼女を利用する人の心理が丁寧に描かれています。
作者は、をのひなお さん。
現在のところ、2022年4月19日に発売された10巻が最新刊です。
マンガ『明日、私は誰かのカノジョ』1~3巻の電子書籍を、2022年5月10日まで無料で読むことができます。

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『明日、私は誰かのカノジョ』1巻のあらすじ
主人公の女子大生・雪は、一週間に一回レンタル彼女の仕事をしています。
デート中の雪は本当のことは何一つ言わないで、客が喜びそうなことを言っているだけです。
ある日、雪は壮太という客とデートすることになります。
壮太は彼女ができたと友達に嘘をついており、友達のカップルとダブルデートすることになったので、彼女のふりをしてほしいということです。
ダブルデートが終わり、後日、雪は仕事以外の場所で偶然に壮太と会います。
その時に雪は壮太のことを軽蔑しているという本心を話してしまいます。
雪は、壮太は二度と自分を指名してこないだろうと思っていたのですが、軽蔑していると言われた後も壮太は雪を指名します。
雪と壮太はどうなるのでしょうかという話です。
レンタル彼女とはどんなサービス?

レンタル彼女とは、客から指名された女性が恋人役となりデートをするというサービスです。
業者のウェブサイトで好きな女性を選び、レンタル彼女と直接連絡し、日程とデート内容を決めます。
そして、当日までにお金を払ってデートをしてもらいます。
デートの内容は食事や買い物が多いようですが、客が自由に決めることもできるとのことです。
自宅でのデート、ドライブデートなどは禁止のようです。
ほとんどの業者では、手をつなぐのはOKですが、その他のボディタッチはNGです。
キャバクラなどでは他のスタッフがいるので、危険はないと思うのですが、レンタル彼女だと客と二人きりになるので危険なのではないかと心配してしまいます。
無理やり抱きつかれたり自宅に連れて行かれたりしたことはないのでしょうか。
ルール違反すれば警察に通報されることもあるのですが、逮捕覚悟で自宅に連れ込むような人間もいないとは限りません。
レンタル彼女を利用する人の心理とは?

私はお金を払って恋人役を演じてもらうというのが恥ずかしいので、レンタル彼女を利用したいとは思いません。
しかし、レンタル彼女がビジネスとして成立しているのですから、利用している人はたくさんいるわけです。
レンタル彼女を利用する理由としては、彼女がいなくて寂しい、デートの練習がしたいなどがあるようです。
寂しい気持ちはわからなくもないですが、お金を払ってデートしてもらうわけですから、時間が来たら他人に戻ってしまいます。それは耐えられるのでしょうか。
『明日、私は誰かのカノジョ』にもあるのですが、一度デートしたらまた同じ人を指名する人が多いようです。
そして何度目かのデートで、店を通さずに会ってほしいと言うようになるようです。
女性は仕事ですから客が喜びそうなことを言ってくれるのですが、本心で言っているわけではないということが理解できなくなってくるのでしょう。
デートの練習としてレンタル彼女を利用するのはそんなに悪くないかもしれません。
実際にデートに誘いたい人がいるが、どうすればいいかわからないというパターンなら、レンタル彼女の人が親切にアドバイスしてくれそうな気がします。
この場合は、レンタル彼女のことを好きになってしまわないように注意しないといけません。
『明日、私は誰かのカノジョ』に出てくるもう一つのパターンは、彼女がいると友達に嘘をついてしまったので、友だちと遊ぶときに彼女のふりをしてほしいというものです。
このパターンは想定外でしたが、そういう人も多いようです。
友達なんだから嘘をつかなくてもいいではないか、嘘がバレてもいいではないかなどと思うのですが、そういうわけにはいかずレンタル彼女を利用する人が多いのでしょう。
『明日、私は誰かのカノジョ』の壮太という客も、最初は友達に嘘をついていると思われないためにレンタル彼女を利用したのですが、その後何度も主人公の雪を指名することになります。
レンタル彼女の仕事をする人の心理とは?

『明日、私は誰かのカノジョ』を読んでの感想ですが、レンタル彼女の仕事をする理由としては、他の仕事よりお金が稼げるということが大きいのではないでしょうか。
仕事時間も自分で決められるので、大学生のバイトとか、社会人の副業とかにはいいのかもしれません。