電子書籍サイトをなんとなく見ていて、タイトルが面白いので「殺し屋、出勤中。」というマンガを読んでみました。
殺しの手口は超一流だが、コミュニケーション能力がゼロの殺し屋が潜入捜査を命じられ、食品会社の営業部に出勤するという設定です。
殺し屋が主人公ですが、笑えるシーンが多くて面白かったです。
コミュ力がなくて悩んでいる方にもオススメの漫画です。
『殺し屋、出勤中。』のあらすじ
不破誠(ふわまこと)は伝説の殺し屋と言われており、殺しの腕は超一流です。
しかし、時代が変わって、殺し屋も探偵のようにターゲットの身辺調査をしなくてはいけなくなりました。
不破はコミュ力がないため何年も仕事をしていません。
そんな不破に、ターゲットがいる会社に社員として潜入して、ターゲットについて調べ上げてから消せという命令が下りました。
やらなければ組織を抜けてもらい、今まで不破がやってきたことを警察に流すと、不破はボスに言われました。
不破は動物園のゴリラに悩みを話します。
ゴリラが鳴き声を上げたので、ゴリラに励まされたと思い込んだ不破は、潜入捜査を行う覚悟を決めました。

人間とは緊張して話せないけどゴリラには気軽に話せるのは、なんとなくわかる気がします。
潜入捜査の初日、不破は緊張のあまりうまく挨拶ができず、おかしなことを言ってしまいます。
結果的に、営業部の人たちからは面白い人と思われ、自己紹介を乗り切りました。
ターゲットは、結城あかりという女です。
結城には保険金目当てで婚約者を殺害した疑いがあったが、警察は自殺と断定し無罪となりました。
依頼人は婚約者の母親で、依頼内容は保険金の隠し金庫と暗証番号を特定し、結城を抹殺するというもの。
不破はターゲットを消すことができるのでしょうか。
『殺し屋、出勤中。』の感想

今の時代、どんな仕事をするにもコミュニケーション能力は大事なんだなと思いました。
営業ならコミュ力がないと厳しいですが、殺し屋のような専門職なら、技術があればお金を稼ぐことができると思うのですが、違うのでしょうか。
苦手な仕事を無理してやるか、仕事をクビになるかの二択を迫るのは経営者として無能だと思います。
潜入調査などはコミュ力がある人間にやらせて、殺しの部分だけ伝説の殺し屋にやらせるシステムを作るべきだと思いました。
不破誠の場合は、営業部に潜入する仕事を受けないと、刑務所ぐらしになり死刑になるのですから、かなり厳しい状況です。
私もコミュ力がないので、コミュ力がある若手の殺し屋が不破のことをバカにしているシーンはイラッとしました。
また、出勤初日の自己紹介のときに、汗をかきながら心臓をバックンバックンさせている不破に共感できました。
なんとか仕事を成功させてほしいです。
不破の仕事は人殺しなので成功しないほうがいいのかもしれません。
わからなくなってきました。
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