「アカギ」は「カイジ」でおなじみの福本伸行さんの作品です。
麻雀の漫画なのでルールがわからない人には難しいところもあるのですが、心理描写がおもしろいので麻雀のルールがわからなくても楽しめる作品となっています。
『アカギ』序盤のあらすじ
漫画『アカギ』序盤のあらすじを紹介します。
電子書籍なら少しだけ試し読みができますので、あらすじを読みたくない方は、ebookjapan(イーブックジャパン)で試し読みしてください。
中学生がヤクザと賭けマージャン

借金の棒引きを賭けてヤクザと賭けマージャンをしていた南郷は、連敗で追い詰められていました。
そこに中学生の赤木しげるが現れます。
そこから流れが変わり、赤木の言葉がきっかけで南郷は勝てるようになります。
赤木は勝負師に不可欠な物を持っていると感じた南郷は、麻雀を全く知らない赤木に代打ちをさせます。
赤木は卓につく5分前に簡単に麻雀のルールを教わっただけでしたが、実戦の中で麻雀を理解していき、イカサマもやりながら、予想通りヤクザに勝ってしまいます。
そしてもっと強い敵が現れます。
私は麻雀を何回かやったことがあって基本的なルールは知っています。
だから、なんとなく内容が理解できましたが、全く麻雀を知らない人が理解できるかどうかは疑問です。
漫画の中でルール説明も簡単にしてくれているのですが、それだけで漫画の意味を完璧に理解することはできないでしょう。
私も戦略の部分は難しくてわからないことも多かったです。
漫画ですから理解できないところはさらっと流して読んでもいいと思います。
マージャンの戦略の説明が理解できなくても面白いです。

「アカギ」をきっかけに麻雀の勉強をはじめるのもいいかもしれません。
中学生がチキンラン

赤木しげるはずぶ濡れの状態で雀荘に現れました。
なぜずぶ濡れだったかというと、崖から海に落ちて泳いで上がってきたからです。
誰かに突き落とされたとかならあり得るのですが、チキンランで突っ込んでいったというのだからすごい世界です。
チキンランとは、2台の車で崖に向かってフルスピードで突っ込んでいき、先にブレーキを踏んだほうが負けというゲームです。

チキンランという言葉は初めて知りました。
赤木はブレーキを踏まずに海が深くなっているところまで飛んで助かります。
相手はギリギリでブレーキを踏んでしまい、岩場にぶつかりながら転落して重症を負ってしまいます。
不良の世界では車を運転する中学生もいそうですが、チキンランとは不良少年どころではありません。

漫画ですけど、このあたりの設定も面白いです。
まとめ
2020年は賭け麻雀が話題になりました。
麻雀好きの方だけでなく、これから麻雀を始めたいと思っている方も「アカギ」を試し読みしてみてはいかがでしょうか。
電子書籍を購入すると、部屋が散らかることがないですし、スマホやタブレットがあれば外出する時に何冊も持ち歩くことができるので、最近の私は紙の本よりも電子書籍のほうが好きです。